ダイエットの効果をアップする、季節や時間帯、女性が気になる、ダイエット効果と月経周期の関係などについて紹介します。
ダイエットに効果のある時間帯とは
ダイエットに効果のある食べ物や運動があるのはもちろんのこと、ダイエットに効果のある時間帯があるのはご存知でしょうか。
ダイエット効果が現れやすい時間帯がありますので、ダイエットの計画を立てる時には時間の要素も積極的に盛り込みましょう。
やみくもにダイエットするのでは無く、効率の良いダイエット方法を試してみてはいかがでしょうか。
身体の代謝を向上させることが、脂肪燃焼をサポートし、ダイエットの効果をアップします。
代謝が活発な時間に的を絞って、ダイエットにいいこと行うことによって、よりスムーズに体重を減らすことができます。
起きたばかりの時間帯が、最も代謝が高まっています。
そのため、午前中や、起きてすぐの時間帯が、エネルギー燃焼に適しています。
朝ごはんからお昼ご飯までの時間と、お昼ご飯から夕飯の時間まで、空腹を感じ始める時間の長さに違いがあると思いませんか。
午前中の代謝は、午後よりも活発なので、お腹が空きやすいわけです。
個人差はありますが、昼と夜とを比較すると、昼の方が夜よりも10%ほどエネルギーの消費量が多いと言われています。
午前中にダイエットをするといいのは、この体の性質が理由です。
眠っている間は、人の体は代謝が低めです。
そのため、寝る前に高カロリーのものを食べると、使い切れずにカロリーが余ります。
食事の量をあまり減らしすぎたくはないけれど、ダイエットはは成功させたいという人は、食事は朝を多めにし、運動は午前中にすることです。
ダイエット効果のある季節について
ダイエットと季節の関係をあまり意識する人はいませんが、ダイエット効果が期待できるような季節柄は存在します。
秋から冬にかけてのシーズンは、ダイエットの効果が得やすい季節です。
実りの秋と言われていますが、秋は食べどきになる食物が多くあり、食欲が刺激されます。
年間で最も代謝がいい季節とは、秋から冬にかけてです。
そのため、ダイエットをするなら冬から春がいいと言われています。
同じ運動をする場合でも、代謝の高い状態で体を動かしたほうがエネルギーが燃えやすくなりますので、ダイエットには有効です。
人間は恒温動物ですので、外気温が変動しても、体は一定の温度を保とうとする働きがあります。
ダイエットをする時には、この体温を保とうとする機能を上手に活かすといいでしょう。
秋から冬にかけては気温が下がっていますので、夏よりもたくさんのエネルギーを作り出さないと体温はキープできません。
体の中に蓄積されているカロリーを必要に応じて多めに燃やすことで、寒い日でも体温が下がらないようにします。
寒い時に代謝が活発になるのは、人体の機能としては当たり前のことです。
体温を保つためには、カロリーを燃やさなければいけませんが、そのためにはエネルギーが必要ななので、脂肪も蓄えられやすい季節です。
秋から冬の間のダイエットは、やせるという直接的な効果以外にも、冬の間の無駄な脂肪の蓄積を防いで、太らないようにするという効果ももたらすのです。
ダイエット効果と女性の月経周期の関係
女性がダイエット効果を高めたいなら、生理サイクルによる体の変化を考慮に入れるといいでしょう。
効果の高いダイエットを行うためには、生理周期が女性の体にどういった影響をもたらしているのかを理解することが大事です。
プロゲステロンと、エストロゲンというホルモンが、女性の身体の中では常に影響をもたらしています。
同じダイエットをしたとしても、効果が出るときと出ないときがあるのは、このホルモンの影響があるからです。
プロゲステロンは、排卵から月経までの間の2週間の間、分泌量が高まっていきます。
その後の2週間は、エストロゲンのほうの分泌量のほうがふえます。
女性の身体は、エストロゲンの活動で活発になります。
活動期に入った体は、血液の流れがよくなり、エネルギーの燃焼効率が上がって、ダイエットがスムーズになります。
ダイエットの効果が実感しにくい時期が、プロゲステロンが活動している時です。体は一休みしているので、代謝が低く、カロリーが燃えづらいためです。
もしもダイエットをスタートするなら、エストロゲンが分泌されている時にするといいでしょう。
逆にプロゲステロンが働いていて体が休んでいるときにダイエットをしてしまうと、体に大きな負担がかかってしまいます。
自分の体のサイクルをチェックして、エストロゲンが多く体内にある時に、ダイエットを行うようにすると効果的です。
エストロゲンがふえている時に効果的なダイエットをして、プロゲステロンがふえているる時は体重を保つくらいのつもりで行います。
おわりに
無理なダイエットは、むしろ体を壊すことになります。