あなたの人生を変えるかもしれない!?気になる座右の銘【その2】です。
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」
私が大切にしている言葉を紹介します。
それが、「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネによる福音書8章32節)
という言葉です。
特に学生の時はそうでしたが、勉強をしっかりしようと教科書を開く時間を作ろうとするとか、英語の勉強のためにNHKラジオを毎日聞いていた時期などもありましたが気力が続かず、気がついたらインターネット動画なんかを見て夜中になっていることも多くありました。
勉強に力を入れると言っても就活に有利になるために成績証明書の内容を良くしようという程度であり、学ぶ内容がどのように将来良い仕事につながっていくのか、それがあまり見えていなかったのもあります。
社会人になってからもより良い仕事をしたいとは思いながらも思い通りにいかず、またどのようにすれば改善できるのか、どんな努力をすればいいのか分からずにいました。
ただ少しでも本を読むことだけは続けていました。
そして、社会人になってから3年ほど経ち、先輩の一人が会社をやめることになりました。
仕事の難しさとかそうしたことを分かち合える人だったのですが、その先輩が辞めた分しっかり仕事をしなければならないと思うようになりました。
リーダーをしていた先輩と他のメンバーのそりが合わないときでも自分は少しでもリーダーをサポートしなければいけない、と思い、どのようにサポートしてあげることができるだろうかと考えるようになりました。
そこで、論文や本を読むことは以前から行ってはいましたが、もっと多くの論文を読み込み、仕事に活かそうという意識を強く持つようにしました。
そこで出会った「真理はあなたたちを自由にする」とは自分の思い込みから自由になるために広い世界を知る必要があると考えた時にピッタリな言葉でした。
自分が会社にいることでプラスになることができる確信が持てなかったので会社に行く月曜日はそれまで気が重く、金曜日が待ち遠しいというような意識がずっと続いていました。
しかし自分は他のメンバーよりリーダーをサポートしてあげると決めてからは自分がいる意義が感じられるようになり、平日仕事に行くことが不思議と苦にならなくなりました。
それにより新しい経験も積むことが出来、スキルを身につけることがそれまでよりできるようになっていったのでそれが今でも役に立っているものがあります。
この言葉を意識してからは、以前は、提言したことが同僚との間では必要と認識されていることでも、上司が理解してくれないなどうまく行かないことがあると簡単に諦めてしまっていたことでも、もっと広い視点で説明をしなおして説得することはできないだろうか、とか提言するのにより良いタイミングを見つけて受け入れてもらうことはできないだろうかというようなことを考えられるようになりました。
「真理はあなたたちを自由にする」という言葉からは今はうまく行かないと思い込んでいることであってもこれから真理を学び続けることでそれまでできなかったことが少しずつでも出来るようになっていくはずだと信じられる、ということではないかとも思います。
以前だったら諦めて挑戦さえしなかったことができたことは良かったです。
もしこの言葉に出会っていなかったら、少しでもうまくいかないことがあると諦めたり、他の人が悪いと文句ばかり言って自分からは動かないというような生活をしていたかもしれません。
自分から動いたからといって状況がすぐに良くなるわけではありませんが、たとえ目に見えて状況が改善しなかった場合でも自分がトライして得た知識やスキルはその後に役立つもので、それが得られなかったかも知れません。
難しい中でも真理に近づこうと努力してきた先人たちの知恵を学ぶのはとても楽しいことで、本当に力になることです。
真理と知識を学んで、それぞれ自分のいる場所で精一杯学んでトライすべきだと思います。
『~したい』『~したくない』という自分の本心を知って、それを行動に移すと、結果的に人生がうまくいく
以前は真面目に生きていました。
母が「~しなくちゃ」「~しないと」そんなことばかり言っている人で。その影響を受けました。
私は自分に厳しくて、ストイックだったと思います。
無理して、頑張っていました。
体調を崩して、お医者さんが推奨するような、朝型の規則正しい、早寝早起き、食事にも気を使い、ラジオ体操、できる限り外出して、とにかく、努力していました。
健康を取り戻したい一心で、ずっと頑張ってました。でも、自分に課したことができないときもあります。
「ダメだなー、自分」って、できない自分にダメ出しして、責めていました。
どこかで、日課をこなす毎日に、息苦しさを、不自由さを感じていました。
「めんどくさい」
と正直、感じていたけど、健康を取り戻すために、ひたすら、健康にいいと言われていることを、続ける日々でした。
ずっと、頑張って生きてきたけど、自分の体調不良が、精神的なものも関わっていると気づいていました。
そんな時に、心理学の本、スピリチュアル系の本、自己啓発の本など、心の持ちようというか、ありかたというか、そちらの本も読んでみました。
『インナーチャイルド』という考え方が心理学であるそうで、人は、誰もが、心の中に3歳の子供がいる。
大人になる前で、いろんな制限を受けていない、自由な子供の頃の自分がいる、それが、インナーチャイルドです。
ある日、やっぱり、できない自分を責めていました。やらなくちゃいけないことをこなすことができなかったからです。
そんなときに、
「これって、幼い子供に、『何でできないの!』って、切れて、虐待してる母親みたいだ!」
って思い自分で自分を虐待している、と。
それから、自分のインナーチャイルドを愛する実験を始めました。
自分を責めると、子供の自分が泣きます。
私は、その子が笑顔になるように、一生懸命、慰めたり、なだめたり、安心させたり、説得したりして、子供が笑顔になってくれるまで、続けます。
「もう大丈夫」
って笑ってくれるまで、声をかけ続けます。
もちろん、自分の心の中での話なので、実際に声に出す必要はありません。
自分が思うよりも、たびたび、私は自分にダメ出ししているんだなーと気づきました。
でも、そんなことを、数ヶ月地道に続けていたところ、私の中で、ある気持ちが沸き起こっていきました。
「もう、頑張りたくない。疲れた」
それまで、健康を取り戻すために、ストイックに頑張り続けてきましたが、頑張るのはもう疲れた、という自分の本心に気づいたのです。
『~したくない』という気持ちに気づく。
これは、自分に厳しい私にとって、とても、大切なことでした。
「~したい」「~したくない」
という自分の本心に気づいて、それを、叶えてあげることにしました。
だって、自分自身のことですから。
頑張ることをやめると、心が楽になるのは当たり前なのですが、他人に対しても、「頑張りなよ!」と責めたり、厳しい目線で見ることがなくなりました。
自分に優しくすると、他人にも優しくなれる、広い心で見ることができるようになりました。
同時に、ほかの人が、誰かを責めているのを見ると、
「ああ、自分に対して厳しくて、頑張ってる人なんだなー」
と、思えるようにもなりました。
さらに、自分の本心を大事に生きていったら、ずっと、体調不良で、毎日吐き気に苦しんでいた、耐えていた毎日が、変わっていきました。
すぐには、変化しませんが、私の場合は、さらに、いろんな問題を抱えていたのです。
完全に人生こじらせていました。
それでも、自分の中で、こうしたいという思いを決断、実行に移して、以前は嫌いだったことが好きになりました。
こんなにも、180度、嫌いが好きに変わることなんて、あるんですね。
こんな日が来るとは、想像していませんでした。
そして、外出するたびに、気持ち悪くなっていた私。
支度をしているときから気持ちが悪くなっていましたが、苦手な電車に乗って、しょっちゅう買い物をして、店員さんと会話を楽しみ、でも、欲しくない物は、「それは好きじゃないです」とちゃんと断れるようになりました。
コミュ力もアップしました。
自分の本心を大事にすると、欲しい買い物がちゃんとできるようになります。後悔しません。
もし、自分の本心に気づけていなかったら、まだ、今も、実家にいて、親の言うことを聞いて、ストイックに頑張っていたと思います。
でも、体調不良は治らずという生活だったと思います。
今も、ストレスになることがあれば、息苦しくなったり、胃が重苦しくなったり、吐き気が出たりします。
そこで、今、何が自分の中で苦しいのか、と、自分の心を探ります。
そうすると、必ず原因があるのです。
その原因を取り除く方法はないか、考えて行動に移したり、そのことについて考えるのをやめたり、誰かに話したり、とにかく、頭の中で悶々としているより、行動するようになりました。
行動力が、昔の自分との大きな差です。行動力が出たから、したかったこともできるようになったし、不自由だった生活でしたが、自由を少しずつ感じられるようになって、あの頃よりも体調良く暮らせて、辛いばかりの人生が回り始めたのを感じます。
まずは、自分の「~したい」「~したくない」という本心に気づくこと。
そして、それを、行動に移してあげてください。
ほかの誰でもない、自分の人生です。自分の本心に沿った行動をすることは、自分を愛することです。自分を大事にすることです。
誰も自分の代わりに自分の人生を生きてはくれません。
後悔のない人生を楽しんでください。
「幸せが訪れても悲しみに出会っても心を開いてそれらを味わいなさい。生きていれば必ず辛いことにあたる、それが人生。」
知ってると人生にいい影響を与えてくれる言葉を紹介します。
それは「幸せが訪れても悲しみに出会っても心を開いてそれらを味わいなさい。生きていれば必ず辛いことにあたる、それが人生。」
です。
以前は何か嫌なことがあると、すぐ周りのせいにしたり、自分の周りを責めたりしていました。
また、感情の浮き沈みがとても激しく、良いことがあるととてもハッピーで舞い上がったかと思うと、嫌なことがあるとすぐ悲観的になり、それを顔や態度に全面に現れてしまうほどでした。
大人になりきれない大人といった感じでしょうか。
悲劇のヒロインを演じるのが上手く、常に周りよりも自分に意識が向いていました。
当時はそんな自分にとても疲れ切っていました。
自分との付き合い方も分からず、もやもやした毎日でした。
どうしたら毎日ポジティブな気持ちで、自分の感情に左右されずに生きていけるか、そんなことを考えていた時にこの素敵な言葉に出会いました。
常に幸せでありたいのは誰しもが願うことです、でもたとえ幸せな状況にいなくても、自分の考え方次第で感情に左右されず、自分の心をコントロールできるんだということを痛感しました。
どんなことにも意味があって、たとえつらい状況でもそこからの学びがあること、それが起こるタイミングにもきっと意味があること、ただただその瞬間を味わうことの大切さを学びました。
以前はとてもネガティブな性格でしたが、悲しいことや辛いことが起きても、それに左右されず自分を信じ、愛せるようになりました。
昔の私を知っている人に久しぶりに会うと、あまりの変わりようにびっくりされます。
また、いつも自分自分に向いていた意識が、自分の周りの人に向くようになり、欲や執着が減った気がします。
昔に比べるととても“生きやすくなったなぁ”というのを実感しています。
心から綺麗になれた気がします。
昔の私と同じような悩みを抱えている人も多く、その人たちに自分の経験をシェアすることもできるようになりました。
心が整うと、生き方が変わります。
この言葉を意識することで、悲しい出来事、辛い出来事、怒り、苦しみ、などの感情が沸き上がった時でもそれらを受け入れることができるようになりました。
昔の私なら、“何で私ばっかり”、“もう死んでしまいたい”なんて思うことがたくさんありましたが、今ではどんな瞬間も大切にできている自分がいます。
自分を俯瞰してみることができるようになったのだと思います。
前向きになると自然と自分を愛せるようになりました。よく生き様は顔に現れると言いますが、まさにその通りだと思います。
辛さや悲しさを乗り越えた先に見えるもの、その過程で学んだこと、同じように悩みを抱える人に寄り添える優しさ、それらを知っている人は本当に幸せな人なんじゃないかなと思います。
もしこの言葉を意識してなかったら、自分の周りを羨んだり、妬んだりするような人間になっていたと思います。
幸せは自分の中にあるのに、それに気づかず一生を終えていたのではないかと感じます。
人は弱い生き物だから、つい嫌なことがあると誰かのせいにしたり、悪口を言ったりしてしまいます。
でも不安や恐怖、悲しみといった感情は、それから目を背け、逃げることでは解決されません。
それを自分の中でしっかり受け止めてあげなければ解決できないのものだと私は思います。
完璧な人なんて誰一人いません。
不完全だから日々学ぶのです。
苦しみ、悲しみ、不安も人生における学びです。
私はこの言葉に出会っていなかったら、今の自分はいなかっただろうなと思うほど、これらの言葉は私にとってものすごい影響力のある言葉です。
今この瞬間を大切に、どんなことも受け入れて、ただただその瞬間を味わうべきだと思います。
おわりに
気になる座右の銘の紹介でした。