洗濯をしていて、ふと思ったのですが、洋服の背中に輪っかが付いてませんか?
この輪っか、何のためにあるのでしょうか?
そんな、「洋服」の雑学ですが、少しだけ読んでもらえるとうれしいです。
シャツの背中の輪っかは一体何のため?
シャツの後ろに付いている輪っかにはきちんと名前があり「ハンガーループ」というそうです。
昔ハンガーが無かった頃に、壁掛けなどに掛けて吊すためにこの輪っかをつかったのです。
もちろん、ハンガーがあれば必要はありませんけどね。
現在では基本的にはハンガーを使用するので使うことは無くなりましたが、昔の名残ということだったのです。
服を買うと付いてくる布、なぜついている?
スーツを購入すると、必ず内ポケットに予備のボタンと共に余り生地が付いてきます。
これは、オーダー業界では「残布」と呼ぶそうです。
読み方は、「ざんぷ」です。
確かに一体なんのためかと疑問が生じます。
答えは,生地を破ってしまったときに「カケハギ」用の予備の生地、ということだそうです。
確かに、釘や何かで生地に穴を開けてしまったり、虫に食われたりした際にはこの残布を取っておくとこれを使えば直りますから重宝しますよね。
このような穴は、以外と他人から見られてしまいますし、自分自身このズボンをはくと何となく気が重くなります。
なぜかというといいスーツなのに、たった一カ所の穴だけで捨てるのはもったいないと思ってしまいます。
もしもお気に入りのスーツだったら、なおさらのことでしょう。
それがこの生地のお陰で、うまく補正できればこんなおいしい話はありません。
物を大切にするということにもつながり、穴の違和感から解放されるのです。
油シミの取り方
白い服を着ていたら、汚さないように細心の注意を払わなくてはいけません。
しかし、特にカレーうどんは美味しいですが、まず黄色い油をともなった汁が飛んできますね。
そして、どんなに気を付けていても知らず知らずの内に飛んでいるものです。
しかし、白いシャツを着ていても、カレーうどんが無性に食べたくなるときもあります。
そこで、ここでは油シミの取り方の応急処置方法についてご紹介しましょう。
第1に、シミができた表面を乾いたティッシュで押さえて油分を吸い取ることです。
第2に、ティッシュを水でぬらします。ハンドソープなどを少量つけておくようにしましょう。
第3に、ぬらしたティッシュをシミ部分にあてて、水分をなじませるようにします。
第4に、シミ部分の裏生地側にハンカチをあて、表面から乾いたティッシュでポンポンと叩きシミを裏側のハンカチに移すようにして落とします。
最後に、乾いたティッシュで水分とハンドソープなどの成分を落とせば終了です。
油分を吸い取る前に、水でシミ部分をぬらしてしまうと、油分が余計広がってしまい悲惨なことになってしまいますよ。
必ず乾いたティッシュなどで油分を吸い取ってから始めることが成功のこつです。
まとめ
シャツの背中に付いている輪っかの名前は「ハンガーループ」と言って、ハンガーが無かった頃に、壁掛けなどに掛けて吊すためのものでした。
洋服を買うと付いてくる布の名前は「残布」「ざんぷ」と言い「カケハギ」用の予備の生地として付いてくるようです。
ちょっとした雑学でした。