大人でもまだ間に合うクセ字の直し方


みなさん『字』きれいに書けますか?

変なクセついてませんか?

人前で字を書くとき、恥ずかしい思いをしたことありませんか?

ゆっくり丁寧に書いているつもりでも、自分以外読めないのではないかと、自己嫌悪に陥ることがよくあります。

今からでも、クセ字を直してきれいな字を書くことは可能なのでしょうか?

長年書いてきた字の癖を直すには

きれいな字を書くためにはクセを直すことが一番重要です。

ただ何十年も書いてきたクセ字を直すのはなかなか難しく、常に意識をしないと癖を直すことはできません。

また自分の癖を知らないと癖を直すことができませんから、誰から見られても恥ずかしくないような字を書くためには、自分の癖を知ることが大事です。

筆跡心理学などの研究によって、文字は本人の性格や行動パターンを示すことが実証されていますから、文字の癖に自分の内面がでているといえます。

筆圧心理学では、筆圧が強い人はしっかりと自分を持っているタイプで、何事にも積極的に取り組む性格。

一方筆圧が弱い人は協調性があり感情型で仲間意識が強い性格。

文字が大きい人は大ざっぱでおおらかなタイプで、大胆性格の持ち主。

文字が小さい人は自分の発言や行動に対して慎重な性格といえます。

角文字の人は注意深くさまざまなことに気がつきますが、神経質で悩みを抱えやすい一面もあります。

右上がりの人は向上心が高く与えられたことに対しては積極的に取り組みますが、新しいことに対しては保守的。

丸文字の人は繊細で少し消極的なところもありますが、人の気持ちを察するのが得意。

傾きや大きさがバラバラな字は、物事を広く浅くこなし、優柔不断な一面もあります。

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文字の細部に性格があらわれる

文字の癖や筆圧などは書き出しから書き終わりにまで性格があらわれます。

突き出しの部分が長い場合は、リーダーシップを発揮する人に多い特徴で、突き出し部分が短い場合は人前にでることよりも周囲に気を配ることが得意な人に多い特徴といえます。

力強いはねは、何でも一人で背負い込んでしまう面があり、責任感が強いのが特徴です。

一方弱いはねは何事にもあっさりとした性格で柔軟に物事を解決するタイプといえます。

間隔が広い人は心が広く自分とは違う意見でも受け入れることができる包容力のあるタイプで、間隔が狭い人は自分の世界を守りたいという性格といえます。

クセ字には大きく分けると「オトメ文字」「ガチガチ文字」「テキトー文字」の3つのタイプがあります。

オトメ文字というのは丸くて幼い字のことで、ほとんどの場合弱い筆圧でちょこちょこと書いているのが特徴です。

ガチガチ文字は筆圧が強く空間が潰れ文字が縦長で右上がり、読む人に堅苦しい印象を当てる文字です。

テキトー文字は止めやはねなどを無視し、形を適当に崩してしまうため、判読不明になる場合もある文字です。

クセ字を直すためには、自分がどのようなタイプになるのかを知り、意識してなおしていくことが必要となります。

大人がクセ字を直す方法

大人になって美しい字を書きたいと思っても、長年書いてきた癖があるため直すのは大変です。

ただ地道に頑張れば美文字になることも不可能ではありません。

普段無意識に書いている文字を、手本となる文字を見比べてみると、普段は気づかないような癖も改めて実感することができます。

自分のクセ字を理解できればその部分を意識して矯正していくことで癖を改善していくことができます。

また大人でクセ字を書く人は、姿勢や肘の位置にも無意識のうちに癖がついていることが少なくありません。

文字を書くときに自分の正面ではなく利き手側に腕を伸ばして書いていたり、紙を斜めにして書いていることもありますから、そういった癖も直すことが大事です。

そのほかにも、ペンの持ち方も癖がある場合がありますし、姿勢も大事ですから、癖を直すためにはまずは正しいペンの持ち方をし、書くものに対して真正面に座るようにしましょう。

いきなりクセ字を直そうと思っても単にお手本があるだけではうまくいきませんから、最初は少し大きめのマス目がある紙を用意し、実際にマス目に普段の字を書き、客観的に文字のバランスが崩れていることを直視しましょう。

クセ字を書いている人は、自分の頭の中で自分勝手に文字のバランスを完成させていますが、マス目入りの紙を使うことで自分のクセを簡単に理解し、矯正していくことができます。

まとめ

文字は本人の性格や行動パターンを示すといわれています。

文字の癖や筆圧などは性格があらわれるそうです。

地道に頑張れば美文字になることも不可能ではないということなので、私も頑張ってみようかしら・・・

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