調べ物をするときにウィキペディアって便利ですよね。
調べていると、あれもこれもとついみてしまいます。
ウィキペデイアの歴史と性質
ウィキペディアは2001年1月15日に英語版が設立され、日本語版は同年5月20日にサービス開始となりました。
2004年9月9日には「第2回Webクリエーションアウォード 特別賞」を受賞し、秀逸なインターネットサイトとして社会的に認められました。
記事数も順調に伸びており、2003年9月9日に1万項目達成、2005年2月11日に10万項目達成、2016年1月19日に100万項目達成を記録しました。
ウィキペディアは歴史的にアニメや漫画、ゲームや鉄道の記事が積極的に執筆され、特に漫画の登場人物に関してはその漫画を直接読む場合と同じレベルで知ることができる一方で、アフリカやオセアニアに関する記事は草稿程度しかないのがざらです。
ウィキペデイアは2010年代前半から出典を付けた執筆を徹底しており、そのころから無出典の記事は徹底的に排除されるようになっていきました。
また、転載に関しても敏感であり、「自分の言葉で書くこと」が要求されます。
ウィキペディアの楽しみ方・活用法
ウィキペディアの楽しいところは、漫画やアニメについてのあらすじを知ることができる点にあります。
特定の作品について分からないことがあってもウィキペディアで学習することで、友達とのアニメや漫画についての会話に付いて行けるようになります。
映画でも評価について大まかに分かるため、予め映画館で見るに値するものであるかどうかが分かります。
ウィキペディアは調べ物にも役に立ち、特に就職活動をする人にとっては会社について知らなければならないことを最低限ながら知ることができるサイトと言えるでしょう。
タレントやアイドル、歌手や俳優についても知ることができ、単純な出演作品データベースとしても、面白エピソードを確認するためのソースとしても利用することができます。
ウィキペディアは単純に自分で記事を書いて啓蒙を行うのにも役に立ち、ある意味では社会貢献ができる場所とも見做すことができます。自分の書いた記事が他人の知識になるのは嬉しいものです。
ウィキペディアの信憑性・管理体制について
ウィキペディアは執筆の際に出典を付けることを大原則として義務付けているため、記事の信憑性の高さは情報サイトの中でもまさしく折り紙つきです。
スポーツ関連の記事に関してはスポーツ新聞が出典として使われることがほとんどで、ゲーム関連の記事に関してはメーカーの公式サイトや一般新聞が主に使われ、政治に関しては朝刊紙が使われるのが普通で、といった具合です。
ウィキペディアは主観的な記述、中立性を欠く記述を排除するのが規則なので、偏った思想の宣伝などに利用される恐れが薄いです。
「出典があるからといって何でも書いてもよい」とはならないのがウィキペディアに秩序があると言える所以です。
出典もバッシング記事ばかりを扱う週刊誌など低俗なものは原則として認められません。
厳格なルール、毅然とした対応の管理者がウィキペディアを非常に強固に守っており、規則や秩序を破る投稿者には投稿ブロックなどの断固たる罰則も与えられます。
おわりに
ルールを守って使えば、調べ物をするときの最高のサイトですね。