2000年代の初頭には人気が絶頂の「PIKO」
あまり見かけなくなりましたが、「PIKO」の今は・・・
PIKOとはどのようなメーカー?
PIKOはうずまきのようなロゴマークが特徴ですが、ハワイ語でへそを意味しそれをデザインしています。
ロゴマークは何気に遠くからでも目立ちやすいもので、1994年にハワイで誕生したサーフブランドです。
最近では日本でもTシャツが販売されて個性的なデザインが特徴で、夏場になると多くの若者たちが着ています。
最も売れていた時期は2000年代初頭で、日本ではその頃にちょうどサーフファッションが流行っていました。
ロゴマークが大きくて目立ちやすいため女性を中心に受け入れられ、追加生産が追いつかなくなることもあったそうです。
ハワイといえば常夏の島としても有名で、ヤシの木と美しい海がサーフをしたくなるような心境にさせてくれます。
しかし、販売する店が減っていくなどGAPなどの外資系のアパレルブランドの台頭に対応しきれず、日本国内でもあまり見かけることがなくなったものです。
その後はアロハシャツを販売し、以前よりも方針を変更して勝負しています。
どのようなデザインが特徴?
PIKOはサーフブランドとしてハワイで誕生して今年で25年目になりますが、やはりシャツの中心にうずまきのようなデザインをプリントして周囲から目立っています。
デザインは遠くからでも見やすくなるように色を決め、見るだけで若者向けのファッションという感じになるものです。
しかし、最近ではブームの移り変わりも早くて販売する店の数も限られ、最近ではロゴマークがなくなってハワイの風景を描いたものに変更されています。
近年ではNIKEやPUMAなどスポーツブランドが流行の中心で、PIKOの存在自体が薄くなってしまったものです。
PIKOのロゴマークはハワイに住む日系アメリカ人のケビン・カマクラ氏とウェイド・モリサト氏が創業し、その際にへそを表現するように決められました。
2000年代のブームの頃は若い女性のPIKOの認知度は90%近くもありましたが、最近では商品自体見かけなくなったために低くなっているようです。
低迷期からの脱却の仕方
PIKOはサーフブランドとして2000年代の初頭には人気が絶頂期でしたが、近年ではロードサイドの店舗が増えて他のブランドに推されてきました。
このため、PIKOはハワイというブランドイメージに立ち返り、デザインに現地の島の風景を表現して挑戦することを決めたものです。
創業20年をきっかけにハワイのイメージを更にアピールし、アロハシャツを中心に販売して現地の雰囲気を味わえるように考えました。
このため、海や空、ヤシの木などを描いたものになり、遠くからでも見やすくなるようにされています。ロゴマークはシャツのデザインの下に小さく表示されるようになり、PIKOのものであることをアピールしています。
また、高島屋新宿店やハワイに関するイベントでポップアップショップを出店し、販売をするとかなり売れ行きが良かったようです。
アロハシャツはサーフをしたくなるような感じになり、低迷期があったことが方針転換をするきっかけになりました。
おわりに
昔はあんなに着ている人がいたのに・・・
でも、あのデザインが好きな方はたくさんいるし、また絶頂期のように売れてほしいです。