赤こんにゃくの由来、赤色の着色方法、美味しい調理法


近江八幡を中心として滋賀県の各地で食されているこんにゃくに、赤こんにゃくと言う食材があるのをご存じでしょうか。

このこんにゃくは、名前の通りレンガ色に近い赤色をしたこんにゃくです。

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赤こんにゃくの由来について

赤こんにゃくの由来には、諸説ありますが、一般的には派手好きであった織田信長が、こんにゃくの地味な色を派手な色に変えるように命じた事がその始まりと言われています。

安土城を建てた織田信長は、奇行で有名ですが、近江八幡に伝わる奇祭左義長まつりでも、派手な女装をして庶民と一緒に踊ると言った事があったようで、派手好きであった事と、庶民との距離が近かった事がこの赤こんにゃく由来の信長説の信ぴょう性を感じさせます。

また信長説以外では、左義長まつりの山車に飾られている赤紙にヒントをえて、近江商人が考案したと言う説もあります。

信長説は、絶対的な権力者が様々な由来に出現するのと同じく、信長の名を借りた権威付けで、もしかしたらこちらの近江商人説が正しいのかも知れません。

いずれにしても、近江八幡とその町の左義長まつりと深い関係があるようです。

赤こんにゃくはどのようにして着色されている?

赤こんにゃくを朱色に着色している原料は、三二酸化鉄という食品添加物で、赤色を出す以外に食物繊維やカルシウムといった栄養も豊富に含んだ原料です。

赤い色だけ見れば、何となくトウガラシの粉末を練り込んでいるのかとも思われますが、全く味のない三二酸化鉄と言う食品添加剤の色だったのです。

食品関連の技術が進歩した現代では、この三二酸化鉄と言う無害の食品添加剤が使用されていますが、かつてはトウキビの実を煎じて取り出された赤色を、こんにゃくに着色したり、食紅で着色していた様です。

しかし、こうした着色方法では、1週間ほどで色落ちしてしまうため、その改善策として酸化鉄の一種で人体に無害の三二酸化鉄で着色されるようになったとの事です。

この添加物を採用した事で、食物繊維やカルシュウムが一般のこんにゃくよりも豊富となり、さらに鉄分も豊富な事で貧血等にも有効なこんにゃくとなっています。

鉄分を多く含む事から、赤こんにゃくを鉄骨こんにゃくと呼ぶ事もあるようです。

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赤こんにゃくの美味しい食べ方

先に記載した様に、一般のこんにゃくよりも栄養価が高い赤こんにゃくですが、その美味しい食べ方にはどんな方法があるのでしょうか。

赤こんにゃくは、一般のこんにゃくと同じ調理方法で頂く事が出来ます。

しかし、赤こんにゃくには、一般的なこんにゃくにある特有の臭みがないと言う特徴があり、この点では醤油や酢味噌を付けて刺身こんにゃくとして食べられるのが一つのお勧めです。

また赤こんにゃくは、普通のこんにゃくに比較してもっちりとした食感で、かつ色が赤い事から肉の代用として鉄板で焼いてステーキ風にしたり、レバーの代用としてレバ刺しとして食べる方法も広く普及しています。

もちろん、おでんのネタや煮物として調理すれば、出汁の味がしみ込んで美味しく頂けますし、地味な煮物に赤い色を添える事が出来ます。

おわりに

栄養価が豊富で味わい深い赤こんにゃくは、滋賀に出かけられた時のお土産としてお勧めですし、興味を持たれたなら、通販で取り寄せる事も可能です。

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