新幹線の種類は何種類あるの?○○系とかよくわからないんだけど?


新幹線の種類がたくさんあって、よくわからないことってありませんか。

昔だと白くて青いラインが入っていて、丸いお目目的な感じでしたが、今ではいろんなデザインの新幹線がありますよね。

そんな新幹線の種類を少し調べてみました。

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0系


0系は1964年10月1日に東海道新幹線が開通した頃から走り、最高速度は220キロで丸みを帯びた先頭車両が話題になりました。

1986年まで22年間38次にわたって製造され3216両という最大の規模になり、まさに日本の新幹線の顔にもなって案内看板にも使われるほど人気でした。

1985年に100系が登場し、1992年に300系が登場すると次第に廃車が始まり、2003年10月1日に東海道新幹線の完全270キロ運転の4年前の1999年に追われてその後は山陽新幹線のみの運用になりました。

かつてはウエストひかりなど山陽新幹線のみのひかりにも使われ、東海道新幹線の16両ではなく12両になりました。

この後、山陽新幹線ではこだまを中心に運用され、4両や6両になってひっそりと走るようになりました。

2008年に定期運転が終了して44年の歴史に終止符を打ちますが、東海道新幹線のパイオニア的存在として今でも人気が高いです。
(2008年12月引退)

100系


100系新幹線は1985年に1964年開業の東海道新幹線で唯一の形式である0系の後継車として登場し、最高速度220キロで2階建て車両を連結するなど乗る楽しさを体感させてくれた車両です。

その後、V編成と呼ばれる2階建て車両を4両組み込むバージョンが登場し、最高速度は230キロにアップさせて東京駅から博多駅まで5時間47分に短縮しました。

2階建て部分にはグリーン個室や食堂車などがあり、座席車もあるなどゆったり利用できて人気でした。

しかし、のぞみが登場すると速度差が大きくなり、途中駅での待避も増えたことで長距離運用は300系や500系などを使うのぞみに変わり、なおかつ東海道新幹線においては2003年10月より最高速度270キロ運転に統一され山陽新幹線に場を移すことになりこだまで活躍しました。

こだまの編成は2階建て車両はなく、4両と6両になりましたが500系に追われる形で2012年に営業運転を終了しました。
(2012年引退)

200系


200系は東北上越新幹線の車両として多くのバージョンが製造され、最高速度は240キロで開業当初から走っていました。

東北新幹線には2階建て車両を組み込んだ編成もあり、上越新幹線では一部の編成でトンネル内で最高速度を275キロにするなど個性的でした。

車両の顔は0系や100系に似ていますが、東北新幹線が盛岡駅から八戸駅まで延びると高速運転をするためにE2系やE3系など275キロ運転が可能な車両に置き換えられて数を減らしていきました。

8両から16両と様々なバージョンがありましたが、東北新幹線ではその後E5系やE6系など最高速度320キロ可能な車両が登場し、上越新幹線ではE2系のほかE4系やE7系などが投入されなおかつ北陸新幹線も分岐するため2013年4月14日を最後に引退しました。

200系は東北新幹線や上越新幹線では初期の時代を支えてきた車両になり、高速化で31年の歴史に終止符を打ちましたがパイオニアとして人気が高いです。
(2013年引退)

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300系


300系は元祖ののぞみ型車両で、最高速度を270キロに上げて1992年3月14日に東海道新幹線ののぞみでデビューしました。

最高速度270キロは一気に50キロもスピードアップし、東京駅から新大阪駅まで2時間30分と19分の所要時間短縮で全車指定席になり追加料金も設定されました。

翌年には山陽新幹線にも乗り入れ、東京駅から博多駅までは5時間4分と43分も短縮されました。

しかし、500系や700系、N700系などが登場し、スピードアップと快適な乗り心地を両立させるため2012年で20年の歴史に終止符を打って現在は形式消滅しています。

営業運転は20年と短めですが、営業運転に入る前に試作の車両も登場して米原駅から京都駅までの区間で何度も高速試験を繰り返して開発された車両です。

このため、新幹線の高速化で航空機との競争を意識するためのパイオニア的存在で、東京や名古屋、大阪など沿線の各都市へのアクセスを便利にした車両です。
(2012年3月引退)

400系


400系は山形新幹線が開業した1992年7月1日にデビューし、東北新幹線内で200系またはE4系と併結して走っていました。

そのため、新幹線区間では240キロ、在来線区間では130キロと使い分け、新幹線と在来線の両方の規格に対応できるようドアの前にステップが設けられました。

当初は6両でしたが1995年には早くも7両になり、1999年12月4日には新庄駅まで延伸されました。

在来線区間は線路の幅を1067mmから1435mmに改軌し、最高速度を95キロから130キロに上げてなおかつ乗換なしで行けるようにして所要時間の短縮を実現しました。

福島駅では分割をすることで話題になり現在でも続いていますが、200系やE4系と比べて一回り小さいことが特徴でした。

その後はE3系に置き換えられて2010年4月に引退することになりましたが、18年という短い期間ながら新在直通車両のパイオニア的存在として功績を残しました。
(2010年引退)

500系


500系新幹線といえば1997年3月22日のダイヤ改正で山陽新幹線内のぞみでデビューし、最高速度300キロでの営業運転を初めて行いました。

新大阪駅から博多駅までの所要時間は2時間17分と画期的で、11月29日からは東海道新幹線にも投入され東京駅まで4時間49分と5時間の壁を破りました。

のぞみは全車指定席でしたが2003年10月1日より一部自由席になり、500系も先頭車両の形状が仇になり700系やN700系などに譲って現在ではこだまを中心に運用されています。

こだまとしての運転は東海道新幹線ではなく山陽新幹線のみで、16両から8両に短縮され最高速度も285キロに落とされました。

現在では各駅に停車してのぞみなどに追い抜かされながら地味に走っていますが、エヴァンゲリオンやハローキティなどのラッピングをして人気を集めています。

新幹線の高速運転の先駆けの車両ですが、現在では多くのファンを呼び込む車両に変わっています。

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700系


N700系は東海道新幹線では次世代のエースとして開発され、最高速度は300キロで東海道新幹線内で285キロ運転を実施してカーブの通過速度を上げることで速度向上を行っています。

将来は700系を置き換えて東海道新幹線はすべてN700系に統一されることが発表され、AやSなど様々なバージョンがあります。

JR西日本も所有し、九州新幹線と直通する8両編成の車両もあります。

山陽新幹線内は最高速度300キロで運転し、かつての500系と同じ所要時間です。

現在では東海道山陽新幹線のエースののぞみの定期列車のほぼ全列車に使われ、16両編成で日本の新幹線のエースとして君臨しています。

以前は0系や100系、300系などもありましたが、現在では東海道新幹線ではこの車両にすべて置き換えることが決定して時代の流れの早さを感じました。

700系から新しい形式番号を用いずにN700系としたこともバージョンアップのような感じがしましたが、東海道山陽新幹線の車両の集大成のようです。

800系


800系は九州新幹線の車両で、2004年3月13日の新八代駅開業の際にデビューしました。

最高速度は整備新幹線区間のみになり260キロで、現在の運用は山陽新幹線には乗り入れず博多駅から鹿児島中央駅までの区間に限定されます。

デザインは九州の鉄道車両でおなじみの水戸岡鋭治氏が行い、座席には革張りや西陣織などを使用してまさしく九州の新幹線のような雰囲気を作っています。

最近ではミッキーマウスや妖怪ウォッチ、ポケモンなどラッピング車両が多く、九州新幹線しか走らないものの個性を出しています。

運用は基本的に各駅停車のつばめがメインですが、博多駅まで開業する前は唯一の車両として速達タイプもありました。

当時は新八代駅で787系を使用する特急リレーつばめから対面ホームで乗り換え、新八代駅から鹿児島中央駅まで最速で35分で結んでいました。

現在はその新八代駅も通過する新幹線が多く、この車両も地味な存在ですが九州新幹線のパイオニアとして貢献しています。

E1系


E1系は、日本初の12両全てが2階建て車両のJR東日本の新幹線です。

愛称は「Max」(「Multi amenity Express」の略称)。

初めて2階建の車両を目にして驚いた人も多いのではないでしょうか。

はじめは600系を名乗る予定だったのですが、新幹線用の番号が残り少なくなっていたこともあり「East」の頭文字が付けられることとなりました。

12両全てが2階建て車両となったのは、東北・上越新幹線の朝夕通勤時の混雑を緩和する目的で作られた車両だったからです。

最高速度は240km/h。2階建て新幹線としては100系グリーン車・食堂車に次いで2番目ですが、すべての車両が2階建ての高速列車というのは他に例がなく、これが世界初の列車となりました。

2階建てということでワゴンによる車内販売ができず売店や弁当の自販機を設置するなど、これまでの新幹線にない特徴を多く備えた列車でした。

2012年9月29日に定期運用は終了したのですが、定期運用終了後の2012年10月27日・28日に団体専用列車として「Maxあさひ」「Maxとき」として新潟駅~東京駅間を往復し、これを以て営業運転から引退しました。
(2012年引退)

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E2系


E2系は、1997年10月1日の長野新幹線(北陸新幹線)の高崎駅、長野駅間「あさま」と、秋田新幹線「こまち」を併結する東北新幹線「やまびこ」用として開発された、1997年3月22日に東北新幹線にて運転を開始した車両です。

車両は長野新幹線用のN編成、東北・上越新幹線用のJ編成に分かれています。

長野新幹線には従来の新幹線ではきつい30‰(パーミル)の急勾配と連続の急カーブが存在するため、これに対応した高出力電動機と回生抑速ブレーキを装備した車両(N編成)となっています。

さらに、長野新幹線の軽井沢以遠は交流60Hzとなるため50/60Hzの交流電源に対応するなど、ほかの車両とは異なる手法が採用されています。

また最高速度も引き上げられ、東北新幹線区間では最高速度275km/h運転を行なうため、アルミ合金製にすることにより車体の軽量化を図りました。

また、先頭車両のデザインを流線形にすることにより騒音・微気圧波対策とするなど、環境問題にも配慮したつくりとなっています。
(2017年引退)

E3系


E3系は先に登場した山形新幹線用に続いて、新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ「新在直通運転」のミニ新幹線の第2号として、秋田新幹線「こまち」に使用される車両として開発されたものです。

在来線区間を走行するため、一般の新幹線車両よりも一回り小形に作られており、収納式のステップが設けられています。

当初は5両編成でしたが、好評のため1998年に6両編成に増強されました。

先に登場した山形新幹線用の400系をベースとしつつも、東北新幹線区間での最高速度は275km/hに引き上げられ、ライト形状を変更や一部座席への電源コンセント設置なども行われており、400系との相違点も多くあります。

なお、E3系は秋田新幹線「こまち」山形新幹線「つばさ」としてのみとして走るわけではなく、東北新幹線を「やまびこ」「なすの」としてE2系やE5系に増結されて走ることもあります。

また、新幹線初のお座敷や足湯が堪能できるジョイフルトレインとして脚光を浴びた「とれいゆ」。

世界最速の美術館とのうたい文句で有名になった、車内で美術作品の展示やカフェなどを備える観光列車「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」もまた、E3系の列車です。

新幹線にそれほど興味を持たない人も、この2種類の新幹線には乗ってみたいと思った人も多かったのではないでしょうか。

E4系


E4系はE1系に続く、2代目のオール2階建て新幹線です。

1997年12月に東北新幹線、2001年に上越新幹線で運行開始しました。

200系の老朽化による置き換えと、増加し続ける通勤利用客に対応するために投入されたので、速度より輸送に重点が置かれています。

200系の代わりとして当初はE1系やE2系が増備されていましたが、増え続ける乗客に対応するためにはオール2階建て16両編成を導入する必要がありました。

営業最高速度は240km/h。なお16両編成時の定員1634人は、世界最大級を誇ります。

ただし、16両固定の編成としてしまうと首都圏への通勤輸送以外では空席が多くなってしまうので、汎用性と繁忙期の大量輸送を両立させるため、また山形新幹線との併結運転を行うため、E1系とは違い8両編成となりました。

8両編成になったことで1編成の定員がE2系10両とほぼ同じになり、2階建てではない普通車両による代走が可能となり汎用性のある車両となりました。

今まで、東北・上越・長野の各フル規格新幹線路線で活躍していました。ですがE2系やE5系が増え、これらに比べて最高速度が遅いことから徐々に活躍の場を減らしており、2012年9月28日には東北新幹線の運用から撤退、現在は上越新幹線の運用のみとなっています。

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E5系


E5系/H5系はやぶさは2011年3月5日に東北新幹線で最高速度300キロ運転をするために登場し、11日の東日本大震災から数ヶ月間運休しましたが東北新幹線の最高速度向上に貢献しています。

その後、2013年からは最高速度が320キロに上がり、東京駅から新青森駅まで2時間59分になっています。

翌年からE6系のこまち号も最高速度が320キロになり、現在では青函トンネルを超えて北海道にまで顔を出しています。

2019年のダイヤ改正で東京駅から新函館北斗駅まで4時間を切ったことで話題になり、青函トンネル前後の在来線との共用部分の最高速度を140キロから160キロに上げました。

将来は新函館北斗駅から札幌駅まで延伸することが予想され、所要時間がどれほど短縮されるか注目ですがライバルの航空機の存在があります。

最高速度320キロ運転は宇都宮駅から盛岡駅までに限定されますが、今後は区間が拡大することも計画されていて楽しみですね。

E6系


E6系こまちは以前のE3系と比べて最高速度を45キロ向上し、首都圏から秋田までの所要時間を短縮しました。

E5系はやぶさと東北新幹線の盛岡駅まで併結運転を行い、速達列車として停車駅を限定しています。

基本的に東北新幹線内は上野駅、大宮駅、仙台駅、盛岡駅に限定し、宇都宮駅や福島駅は大多数が通過し、古川駅や一ノ関駅、北上駅に停車するものもあります。

秋田新幹線はかつてのJR田沢湖線と奥羽本線で、最高速度は130キロになりますが、盛岡駅での乗り換えがなくて所要時間を短縮していることが人気の要因です。

E6系のデザイナーは奥山清行氏で、スポーツカーを基本としてデザインされました。

最高速度は時速320キロと国内最高速で、その影響で最高速度240キロのE4系は上越新幹線に移籍しています。

E6系はE5系とともに東北新幹線の高速化に貢献した車両で、秋田空港は秋田市街から遠いこともあり新在直通の効果もあって沿線の秋田市や角館、田沢湖などは観光客が増えているようです。

E7系


E7系/W7系とは、北陸新幹線の金沢延伸開業に伴い、JR東日本とJR西日本が共同開発・導入した新幹線です。

JR東日本が所有する車両がE7系、JR西日本が所有する車両がW7系と命名されています。

E7系導入以前は、北陸新幹線(長野新幹線)ではE2系N編成が「あさま」として運用されていましたが、金沢延伸開業や新幹線の平均寿命などの諸事情からE7系が開発されました。

車体のカラーリングはアイボリーホワイトをベースに空色と日本の伝統工芸をイメージした銅色で、内装もどことなく和を感じさせる色合いとなっており、とても落ち着いた感じがします。

営業最高速度は、整備新幹線規格の260km/h。E5系と同様にE2系をベースとしていますが、車体構造やインテリアなどはE5系をベースとした部分も多々あります。

なお、E5系やE6系で320km/h対応のため導入された様々な設備は簡略化されている部分が多いのですが、碓氷峠などの急勾配区間を速く走るためにモーター・ブレーキが強化され、山間部でも速度は210km/h以上が維持できるようになっています。

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923形ドクターイエロー


ドクターイエローといえば検測車として営業列車が走る線路の検査を行いますが、幸せを呼ぶ黄色い新幹線として話題になっています。

検測車はダイヤが決められていないため発見することが難しいですが、線路の状態を検査して走りやすくする縁の下の力持ちのような存在です。

現在では700系と似たような外観で車体の色が黄色ですが、最高速度285キロで走行しながら検測ができます。

以前は0系をベースとしたドクターイエローがありましたが、現在では高速化が進んで定期列車の間に走って健側ができるようにこの車両が登場しました。

幸せの黄色い新幹線はTwitterやブログなどで目撃情報が上がりやすく、見た人は良いことがあると言われているようです。

ユニークな車両のため人気がありますが、なかなかお目にかかれないため残念です。

E926系 East i(イースト アイ)


E926系はJR東日本のもつ新幹線電気軌道総合試験車のことです。

東日本を表す「East」と「Intelligent(知能) Integretted(統合) Inspectuon(検査)」の頭文字Iを組み合わせて愛称は「East i」。

全部で3種類あり、路線の軌間や電化の有無に応じてそれぞれ使い分けられています。

3種類とも塗装は白色と赤帯と基本的に同じです。

営業列車の速度向上、山形新幹線、秋田新幹線といったそれまでの925形では入線不可能なミニ新幹線の開業、車両自体の老朽化により、営業列車の最高速度と同じ速度での検測データが必要とされたことや、最高速度が上昇したダイヤの都合や検測時間の短縮が必要とされたこと、新在直通可能な検測車両が求められたことなどを理由に、2001年にE3系をベースに開発されました。

そのため、在来線規格のミニ新幹線である山形・秋田新幹線区間の検測が可能なうえ、50Hz/60Hz切り替え装置及び碓氷峠区間対応の抑速ブレーキも搭載しており北陸新幹線の検測も可能になっています。

JR東日本管轄の新幹線全区間(東北新幹線、上越新幹線、山形新幹線、秋田新幹線)、そして他社線である北海道新幹線とJR西日本区間にも重なる北陸新幹線の検測を行っています。

なお最高速度は275km/hで、この速度は検測車両としては世界最高速度です。

ドクターイエローほど有名ではないかもしれませんが、少しでも電車に興味のある人間ならば一度は見てみたい幻の車両です。

おわりに

どうでしたか?新幹線の種類、少しわかってもらえましたか。

調べていて私もとても勉強になりました。

新幹線に乗って、いろいろ旅をしてみたくなりますね。

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