昭和家電といえばまさしく昭和時代に流行った家電製品のことで、現在のようにリモコンなどを使わず手動式などアナログのものが中心でした。
扇風機やテレビ、レコードなどを中心にデザインを見ると懐かしい気分にさせてくれ、新しい元号の令和になって注目されています。
昭和時代の生活スタイルを知る家電
昭和時代は63年と長く戦争など激動の時代でしたが、その間にも家電製品における技術が進化してきました。
最近ではレコードやラジオ、テレビ、扇風機などはほとんどの家庭で見ないようになり、パソコンやiPadなどを使えば事足りるようになっています。
平成時代は家電製品が大きく変わった年でもあり、昭和時代とは違って斬新なデザインになり小型で光熱費を減らせるように進化したものです。
昭和時代は現在のようにインターネットが普及していないため、いたる所に電気屋がありました。
電気屋では昭和家電と呼ばれる古いタイプの家電製品が発売されていましたが、時代が変わると大型販売店や通販などに変わって姿を消しています。
なぜ今頃になって昭和家電が注目されるのか
2019年に平成から令和に元号が変わり、昭和時代から生きていれば最低でも30歳になります。
昭和時代は1926年から始まり戦争の混乱期や東京オリンピック、オイルショックなどを経て1989年まで63年も続き、大正時代から生きていれば最低でも93歳になりその間に時代は大きく変わったものです。
家電製品も当然ながら時代とともに変化し、テレビはボタンやツマミなどでチャンネルを変える方式でレコードは大きい円のようなもので回転させて音を出していました。
ラジオは大型のタイプで現在のように小型ではなく、扇風機はタイマーを合わせるツマミや強さを調整するボタンなど個性的でした。
しかし、昭和家電は時代とともに小型化してデザインが変化し、省スペース化して淘汰されるようになりました。
このため、昭和時代に流行った家電などを振り返って懐かしむために昭和家電が注目され、レトロな雰囲気を味わえて当時の頃を思い起こすきっかけになります。
ミニチュアサイズの昭和家電とは
現在では昭和家電を探すことは困難ですが、当時の頃を思い起こすきっかけになるようミニチュアサイズの模型が発売されました。
あくまでも模型のためラジオやテレビの機能はありませんが、元号が平成から令和に変わることを記念して懐かしんでもらえるために製造されました。
昭和時代の家庭にあった家電製品は個性的で大型のタイプで、デザインを見て選ぶ利用者が多かったものです。
現在ではインターネットの普及や技術の進歩なども相まって見られなくなりましたが、オールドファンにとってはぜひとも手に入れたくなります。
ミニチュアサイズの昭和家電は当時の様子をリアルタイムに再現し、当時の生活スタイルを蘇らせるようになっていることが特徴です。
昭和時代は現在と違って畳を使い、木造の家が多くて自然の雰囲気がありました。
ミニチュアサイズの昭和家電はこのようなお茶の間の雰囲気を再現でき、期間限定で販売されましたがオールドファンに人気でした。
おわりに
レトロで可愛いと言われる昭和家電は、今では若い方たちのあいだで「オシャレ」な家電として注目を浴びているそうです。