花粉症の季節になると、コンタクトレンズを装用している人は、花粉が目に入ることで目のかゆみや充血、涙目などの症状が悪化してしまうことがあります。
また、花粉がレンズに付着することで、レンズの汚れや異物感の原因にもなります。
そこで、花粉症シーズンにコンタクトレンズを快適に装用するために、効果的な対策のポイントをご紹介します。
コンタクトレンズの選び方
花粉症の季節は、花粉が付着しにくい素材や形状のコンタクトレンズを選ぶのがおすすめです。
素材としては、シリコーンハイドロゲル素材が花粉が付着しにくく、かつ酸素透過性も高いため、快適に装用できます。
形状としては、表面積が小さく、縁がしっかりしているものであれば、花粉が付着しにくくなります。
また、1日使い捨てコンタクトレンズであれば、毎日新しいレンズに交換できるので、花粉の付着や汚れを防ぐことができます。
コンタクトレンズケアの徹底
花粉症の季節は、いつも以上にコンタクトレンズケアを徹底しましょう。
レンズに付着した花粉や汚れを放置しておくと、目のかゆみや充血、涙目などの症状を悪化させる原因になります。
レンズケアは、こすり洗いとすすぎ洗いの両方を行うのが基本です。
こすり洗いでタンパク質や脂質などの汚れをしっかり落とし、すすぎ洗いで洗浄液の残りをしっかり落としましょう。
また、レンズケースも毎日洗浄し、新しいレンズケースに定期的に交換するようにしましょう。
メガネとの併用
花粉の飛散量が多い日や、症状が強く出ている場合は、メガネと併用するのもおすすめです。
メガネは、花粉から目を守る効果がありますので、症状を軽減することができます。
また、メガネとコンタクトレンズを併用することで、目の疲労を軽減することにもつながります。
点眼薬の使用
花粉症の症状が強い場合は、点眼薬の使用も検討しましょう。
点眼薬には、かゆみや充血を抑える効果のあるものや、涙液の量を増やす効果のあるものなどがあります。
自分に合った点眼薬を処方してもらい、正しく使用しましょう。
生活環境の改善
花粉の侵入を防ぐために、生活環境の改善にも努めましょう。
帰宅後は、すぐに洗顔やうがいをして、花粉を洗い流しましょう。
また、室内の換気もこまめに行うようにしましょう。
まとめ
花粉症シーズンにコンタクトレンズを快適に装用するためには、上記のポイントを参考に対策をしましょう。
また、花粉症の症状を軽減するためには、早めに対策することが大切です。
花粉の飛散が始まる前に、対策をしておきましょう。
