オーディブルで聴く『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は「自分だけじゃなかった」と安心できる共感エッセイ


「なんだか最近、生きづらい」

そんな気持ちになることはありませんか。

年齢を重ねるにつれて増えていく人間関係の悩み。

家族との距離感。

仕事へのモヤモヤ。

世の中の理不尽さ。

誰にも言えないけれど、心の中ではずっと考え続けていることがあります。

今回オーディブルで聴いた『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は、そんな日々のモヤモヤに寄り添ってくれる一冊でした。

小説家として鋭い人間観察を描いてきた垣谷美雨さんが、自分自身のことや家族、人づき合い、仕事、社会について率直に語った初のエッセイ集です。

僕がこの作品を聴いて何度も感じたのは、

「そうそう、それが言いたかったんです」

という共感でした。

決して人生の正解を教えてくれる本ではありません。

でも、「こんなふうに感じていたのは自分だけじゃなかった」と思わせてくれる不思議な力があります。

もし今、

「心が少し疲れている」

「誰かの本音を聞いてみたい」

「共感できるエッセイを探している」

そんな人なら、オーディブルで聴く価値のある作品だと思います。

オーディブルは無料体験で試せます。
無料体験はこちら▶ Audible(オーディブル)

目次

『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』はどんな本?|垣谷美雨の本音が詰まったエッセイ集

『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は、小説ではなくエッセイです。

全71篇にわたり、著者が日常生活の中で感じたことを自由に語っています。

テーマは実にさまざまです。

家族のこと。

夫婦のこと。

仕事のこと。

老後のこと。

お金のこと。

世の中の価値観について。

どれも特別な出来事ではありません。

僕たちが日常で感じる違和感や疑問ばかりです。

だからこそ強く共感できます。

この作品の魅力は、著者が自分を飾らないことです。

成功した人気作家だからといって、偉そうなことは言いません。

むしろ、

「私も悩んでいる」

「私も迷っている」

そんな姿勢で語ってくれます。

タイトルにある「思案中」という言葉がまさにぴったりです。

人生の答えを見つけた人の話ではなく、今も考え続けている人の話だから親しみやすいのだと思います。

オーディブルで聴いていても、まるで気の合う知人と雑談しているような感覚になりました。

この本がおすすめな人|「自分だけがおかしいのでは」と感じている人へ

この本をおすすめしたいのは、

「周りに合わせることに疲れている人」

です。

世の中には正論があふれています。

こう生きるべき。

こう考えるべき。

こうしなければならない。

でも実際には、そんなに簡単ではありません。

家族がいても悩みます。

仕事があっても悩みます。

人づき合いがあっても悩みます。

それなのに周囲は平気そうに見える。

だから、

「悩んでいるのは自分だけなのでは」

と思ってしまうことがあります。

僕自身、この本を聴いていて何度も救われました。

垣谷さんが感じている違和感や疑問に、

「それ、僕も思っていました」

と何度も頷いてしまったからです。

共感という言葉はよく使われますが、この作品の共感は少し違います。

ただ気持ちを合わせるだけではなく、

「考え続けている人が他にもいる」

という安心感を与えてくれます。

人生の問題が解決するわけではありません。

でも、一人で抱え込まなくていいと思えるのです。

それだけでも気持ちはかなり軽くなります。

垣谷美雨作品が好きな人なら間違いなく楽しめる理由

垣谷美雨さんの小説を読んだことがある人なら、この作品は特に楽しめると思います。

なぜなら、小説の中で描かれてきたテーマの原点が見えるからです。

垣谷作品には、

「女性の生きづらさ」

「老後への不安」

「家族との距離感」

「世間の常識への疑問」

といったテーマがよく登場します。

このエッセイでは、それらについて著者自身がどう考えているのかが率直に語られています。

小説では登場人物を通じて描かれていたものが、エッセイでは著者本人の言葉として届きます。

だから、

「なぜ垣谷作品はこんなにリアルなのだろう」

という疑問の答えが見えてきます。

観察力の鋭さ。

人間への優しさ。

そして時には辛辣な視点。

それらが絶妙なバランスで混ざっています。

ただし嫌味がありません。

厳しいことを書いていても、どこかユーモアがあります。

だから最後まで気持ちよく読めるのです。

オーディブルでもその魅力は十分に伝わってきました。

ナレーターの柚木尚子さんの落ち着いた語りも心地よく、エッセイとの相性がとても良かったです。

印象に残ったのは「仕事」と「お金」のリアルな話

この作品にはさまざまなテーマが登場しますが、僕が特に印象に残ったのは仕事とお金についての話でした。

作家という華やかに見える職業。

しかし実際には、表からは見えない苦労があります。

特にメディア出演などに関する話は興味深く聴けました。

多くの人が憧れる仕事でも、実際には地道な努力や苦労の積み重ねがある。

そして、その対価が必ずしも見合っているとは限らない。

これは作家だけの話ではないと思います。

会社員でも自営業でも同じです。

頑張っているのに報われないと感じることはあります。

だからこそ、この話には強いリアリティがありました。

華やかに見える人にも悩みがある。

成功しているように見える人にも葛藤がある。

そんな当たり前の事実を改めて感じました。

そしてそれは、僕たち自身の悩みを少し客観的に見つめ直すきっかけにもなります。

オーディブルで聴く価値はある?|忙しい大人にこそおすすめ

この作品はオーディブルとの相性が非常に良いと感じました。

小説のように複雑な人物関係を覚える必要がありません。

一篇ごとにテーマが完結しているため、

通勤中。

家事の合間。

散歩中。

寝る前の時間。

どこからでも気軽に聴けます。

また、エッセイは著者の考え方や価値観を楽しむジャンルです。

文字で読むのも良いですが、耳から聴くことでより自然に頭へ入ってきます。

まるで著者本人から話を聞いているような感覚になるのも、オーディブルならではの魅力です。

読書習慣がない人でも入りやすい作品だと思います。

「最近、小説を読む集中力が続かない」

そんな人にもおすすめできます。

\オーディブルの無料体験はこちら!/

無料期間中にやめればリスクなし!

まとめ|『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は人生に正解を求めすぎて疲れた人におすすめ

『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は、人生の答えを教えてくれる本ではありません。

むしろ、

「みんな迷いながら生きている」

ということを教えてくれる本です。

家族のこと。

仕事のこと。

老後のこと。

人づき合いのこと。

誰もが抱えている悩みについて、垣谷美雨さんが率直な言葉で語ってくれます。

だからこそ共感できます。

そして、

「そう思っていたのは自分だけじゃなかった」

という安心感をもらえます。

もし今、人生に少し疲れているなら。

誰かの本音に触れてみたいなら。

共感できるエッセイを探しているなら。

オーディブルで『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』を聴いてみてください。

派手な感動はないかもしれません。

けれど聴き終えたあとには、肩の力が少し抜けているはずです。

そしてまた、自分なりのペースで人生を歩いていこうと思える一冊でした。

オーディブルは無料体験で試せます。
無料体験はこちら▶ Audible(オーディブル)

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次