花粉症の季節になると、外に出るのも億劫になりますよね。
でも、室内に閉じこもっていると、二酸化炭素濃度が高くなったり、カビやダニが発生したりして、かえって体調を崩しやすくなります。
そこで、花粉症の季節でも快適に過ごすための換気方法をご紹介します。
花粉が飛散しない時間帯に換気する
花粉の飛散量は時間帯によって異なります。
環境省の調査によると、最も花粉の飛散量が多いのは、午前11時~午後2時頃です。
この時間帯はできる限り換気を避けましょう。
花粉の飛散量が少ない時間帯は、午前6時~午前10時頃と、午後6時~午後8時頃です。
この時間帯に換気をするのがおすすめです。
花粉が飛散しない時間帯に換気するメリット
花粉が飛散しない時間帯に換気をすることで、以下のようなメリットがあります。
★室内の空気の入れ替えができる
★二酸化炭素濃度を下げることができる
★カビやダニの発生を抑えることができる
窓を開ける幅を小さくする
窓を開ける幅を小さくすると、花粉の流入を抑えることができます。
環境省の調査によると、窓を開ける幅を10cm程度にすると、花粉の流入量は約4分の1に減ります。
また、レースカーテンを閉めると、さらに花粉の流入を抑えることができます。
空気清浄機を利用する
空気清浄機を利用するのも効果的です。
空気清浄機には、花粉を吸着するフィルターが搭載されています。
空気清浄機を利用する際は、花粉の飛散量が多い時間帯に使用するだけでなく、日常的に使用して、室内の花粉を除去するようにしましょう。
室内の掃除をこまめに行う
床や家具の表面に花粉が付着すると、室内に舞い上がって、再び吸い込んでしまう可能性があります。
室内の掃除は、こまめに行うようにしましょう。
洗濯物を室内干ししない
洗濯物に付着した花粉が、室内に舞い上がってしまう可能性があります。
洗濯物は、屋外で干すようにしましょう。
これらの方法を組み合わせて、花粉症の季節でも快適に過ごしましょう。
まとめ
花粉症の季節でも、快適に過ごすためには、適切な換気が大切です。
花粉の飛散量が少ない時間帯に、窓を開ける幅を小さくして換気しましょう。
また、空気清浄機やこまめな掃除なども併用すると、さらに効果的です。