
「仕事って、結局は人間関係なんだな」と思う瞬間があります。
僕は普段ずっとトラックの仕事をしているので、オフィスで働く人たちの空気感にどこか憧れがあります。
そんな中、運転中にオーディブルで聴き始めたのが『これは経費で落ちません!』でした。
最初は“経理部の話”と聞いて少し堅いイメージを持っていました。でも実際に聴いてみると、想像とはまったく違いました。
仕事のリアル、人間関係、ちょっとした恋愛模様。
それらが絶妙なバランスで描かれていて、気づけば1巻から12巻まで一気に聴いていました。
「普段あまり本を読まない」
「何を読めばいいか分からない」
そんな人にもかなり入りやすい作品だと思います。

『これは経費で落ちません!』はどんな作品?
主人公は、石鹸会社「天天コーポレーション」の経理部で働く森若沙名子。
仕事はきっちり、生活もきっちり。無駄を嫌い、感情よりもバランスを大切にしている女性です。
経理という仕事柄、社員たちの領収書や申請書を見る機会が多く、そこから社内の人間関係や事情が見えてきます。
・この出張、本当に必要だったのか
・この買い物は会社の経費になるのか
・この人は何を隠しているのか
そんな日常的なテーマを通して、“会社で働く人たちの本音”が少しずつ見えてくる構成になっています。
ただ、ミステリーのような重苦しさはありません。
むしろ空気感は軽やかで、テンポよく進んでいきます。
だからこそ、オーディブルとの相性がとても良い作品でした。
経理の話なのに、なぜこんなに面白いのか
正直、僕は経理の知識がほとんどありません。
だから最初は「専門用語ばかりだったらどうしよう」と思っていました。
でも実際は、堅苦しい経理用語はほとんど出てきません。
この作品の面白さは、“経理そのもの”ではなく、“経理を通して見える人間模様”にあると感じました。
会社にはいろんな人がいます。
・なんとなくズルをしてしまう人
・仕事に真面目すぎる人
・空気を読んで損をする人
・恋愛で調子を崩す人
そういう人たちを、森若さんが冷静に見つめていきます。
その距離感が絶妙でした。
誰かを強く否定するわけでもなく、必要以上に感情的にもならない。
だから読んでいて疲れません。
「アル、アル!」とうなずきたくなる場面が多いという感想をよく見ますが、本当にその通りだと思いました。
僕はオフィス経験がないので、“こんな会社で働いてみたいな”という気持ちで聴いていましたが、逆に会社経験のある人ならもっと深く共感できる作品なのかもしれません。
森若さんの“バランス感覚”が心地いい
この作品を聴いていて特に好きだったのが、主人公・森若さんの考え方でした。
頑張りすぎない。
でも、責任はきちんと果たす。
他人に過剰な期待をしない。
でも、必要な場面ではちゃんと向き合う。
この“ちょうど良さ”が、とても心地よかったです。
社会人として働いていると、「もっと頑張らなきゃ」と無理をしてしまうことがあります。
逆に、頑張ること自体に疲れてしまうこともあります。
でも森若さんは、そのバランス感覚がすごく自然です。
だからこそ、20代後半から30代くらいの人には特に刺さる作品なんじゃないかなと思いました。
若手でもベテランでもない。
少し仕事に慣れてきて、でも将来への迷いも出てくる年齢。
そんな時期の空気感が、とてもリアルでした。
恋愛要素が“ちょうどいい距離感”で描かれている
この作品は、お仕事小説としても面白いですが、恋愛要素もかなり魅力的です。
ただし、ベタベタした恋愛小説ではありません。
あくまで“働く大人の恋愛”として描かれているので、距離感がとても自然です。
恋愛が生活のすべてではない。
でも、仕事だけでも満たされない。
その絶妙な感覚が丁寧に描かれています。
ターゲットに「恋愛話が好きな人」とありましたが、この作品の恋愛はかなり入りやすいと思います。
派手ではないけれど、少しずつ関係が動いていく感じ。
その空気感が心地よくて、「続きが気になる」という状態になりました。
実際、僕も「次だけ聴こう」と思いながら、気づけば12巻まで一気に聴いていました。
お風呂好きな人にもおすすめしたい理由
この作品、不思議と“生活感”がとても良いんです。
石鹸会社が舞台ということもあり、清潔感のある空気が全体に流れています。
仕事終わりの空気、帰宅後のリラックス感、日常を整えていく感じ。
それが、お風呂の時間とすごく合うと思いました。
実際、オーディブルで聴くなら、
・お風呂時間
・寝る前
・通勤中
・運転中
こういう“生活のすき間”にぴったりだと思います。
激しすぎる展開ではないので、疲れているときでも入りやすい。
でもちゃんと続きが気になる。
このバランスが本当に絶妙でした。
オーディブルで聴くと止まらなくなる作品だった
僕はトラックの運転中にオーディブルで聴いていました。
普段、長時間ひとりで運転していると、何を聴くかでかなり気分が変わります。
重すぎる作品だと疲れる。
逆に軽すぎると頭に残らない。
その点、『これは経費で落ちません!』は本当にちょうどよかったです。
テンポが良い。
会話が自然。
登場人物が覚えやすい。
1話ごとに区切りがあり、聴きやすい。
オーディブル初心者にもかなり向いている作品だと思います。
「普段、本を読まないけど何か聴いてみたい」
そんな人にもおすすめしやすいです。
\オーディブルの無料体験はこちら!/
無料期間中にやめればリスクなし!
まとめ
『これは経費で落ちません!』は、仕事小説、恋愛小説、日常小説、その全部のバランスがとても良い作品でした。
・経理がテーマなのに難しくない
・会社の人間関係がリアルで共感しやすい
・恋愛要素が自然で心地いい
・オーディブルで聴くとテンポが良く止まらない
・働く大人にちょうど刺さる空気感がある
僕自身、最初は軽い気持ちで聴き始めました。
でも気づけば、森若さんの考え方や働き方にどんどん惹かれていました。
「何を読むべきか分からない」
「気軽に楽しめるオーディブル作品を探している」
そんな人には、かなりおすすめしやすいシリーズです。
そして何より、続きが気になります。
本当に、早く13巻をオーディブルで聴きたいです。

