12月の花粉症にご注意！スギの「狂い咲き」に備えよう

月別の花粉症

2023.09.21

12月といえば、寒さで花粉症の症状が落ち着く時期です。

しかし、実は12月にも花粉症の症状が出る人がいるのです。

その原因は、スギの「狂い咲き」です。

スギは、通常は春に花粉を飛散させます。

しかし、秋の気温が異常に高いと、休眠することなく雄花が咲いてしまい、花粉を飛散させてしまうことがあります。

狂い咲きによるスギ花粉の飛散量はあまり多くありませんが、敏感な人は症状が出てしまうことがあります。

12月に花粉症の症状が出た場合は？

★花粉の飛散状況をチェックして、外出を控える。
★外出する際は、マスクやゴーグルを着用する。
★帰宅後は、衣服や髪を洗う。
★部屋の換気をこまめに行う。
★空気清浄機を使用する。

また、アレルギー性鼻炎の治療薬を服用することで、症状を緩和することができます。

スギが狂い咲きする原因は、以下の2つが考えられます。

★秋の気温が高すぎること
★冬の寒さが短いこと

秋の気温が高すぎると、スギの花芽が休眠に入らず、雄花が咲いてしまいます。

また、冬の寒さが短いと、スギの花芽が休眠から覚め、雄花が咲いてしまうことがあります。

近年、秋の気温が高い年が増えています。

また、地球温暖化の影響で、冬の寒さが短くなる傾向にあります。

そのため、今後も狂い咲きスギの発生が懸念されています。

狂い咲きスギの対策として、以下のことが考えられます。

★秋の気温を下げる
★冬の寒さを長くする

しかし、これらの対策は、現実的には難しいでしょう。

そのため、狂い咲きスギによる花粉症の被害を減らすためには、花粉症対策を徹底することが重要です。

12月にも花粉症の症状が出てしまうことがあります。

その原因は、スギの「狂い咲き」です。

狂い咲きスギによる花粉症の被害を減らすためには、花粉症対策を徹底することが重要です。