6月は、花粉症のシーズンが終わりに近づきます。
しかし、まだ花粉が飛散している地域もありますので、注意が必要です。
6月に飛散する花粉の主な種類
★イネ科：カモガヤ、スズメノカタビラ、オオアワガエリ
イネ科の花粉は、5月から11月頃まで飛散します。
6月は、イネ科の花粉の飛散量が最も多い時期です。
イネ科の花粉は、軽く飛ぶため、風に乗って広範囲に飛散することがあります。
イネ科の花粉による症状は、鼻や目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまり、咳、目の充血、目のかすみ、喉のかゆみ、耳のかゆみ、口内炎、頭痛、倦怠感などです。
★ブナ科：コナラ、ブナ、カシ、シイ
ブナ科の花粉は、4月から6月頃まで飛散します。
6月は、ブナ科の花粉の飛散量が少ない時期です。
ブナ科の花粉は、重く飛ぶため、風に乗って遠くまで飛散することがあります。
ブナ科の花粉による症状は、鼻や目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまり、咳、目の充血、目のかすみ、喉のかゆみ、耳のかゆみ、口内炎、頭痛、倦怠感などです。
★シラカンバ
シラカンバの花粉は、4月から6月頃まで飛散します。
6月は、シラカンバの花粉の飛散量が少ない時期です。
シラカンバの花粉は、重く飛ぶため、風に乗って遠くまで飛散することがあります。
シラカンバの花粉による症状は、鼻や目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまり、咳、目の充血、目のかすみ、喉のかゆみ、耳のかゆみ、口内炎、頭痛、倦怠感などです。
6月の花粉症対策のポイント
6月の花粉症対策としては、以下の方法が挙げられます。
★外出時にマスクやゴーグルを着用する
マスクやゴーグルを着用することで、花粉の吸入を防ぐことができます。
マスクは、不織布製のマスクが効果的です。
ゴーグルは、花粉が目に入るのを防ぐために着用しましょう。
★花粉の多い場所を避ける
花粉の多い場所には、外出を避けましょう。
花粉の多い場所としては、草むら、河川敷、公園、広場、畑、田んぼ。
★帰宅後には、衣服や髪を洗う
帰宅後は、衣服や髪を洗いましょう。
衣服や髪に付着した花粉を洗い落とすことで、花粉症の症状を緩和することができます。
6月の花粉症対策に関するQ&A
A：6月は、梅雨の時期でもあり、ジメジメとした環境は花粉症の症状を悪化させます。
また、シラカンバ花粉はスギ花粉に比べて、アレルゲン性が高いという特徴もあります。
そのため、6月の花粉症は、症状が重くなりやすいのです。
A：ビタミンCやビタミンE、オメガ3脂肪酸などの栄養素は、花粉症の症状を緩和する効果があるとされています。
これらの栄養素を積極的に摂取することで、花粉症対策に役立ちます。
また、プロポリスやローヤルゼリーなどのサプリメントも、花粉症の症状を軽減する効果が期待できます。
A：民間療法には、生姜湯やはちみつなどを摂取する方法などがあります。
しかし、これらの民間療法の効果については、科学的な根拠が十分ではありません。
まとめ
6月は、花粉症の症状が軽くなる時期ですが、油断せずに対策を講じましょう。