
オーディブルで『母という呪縛 娘という牢獄』を聴きました。
正直に言うと、かなり苦しかったです。
胸がえぐられるような気持ちになりました。
でも、「多くの人に知ってほしい」とも強く思いました。
この作品は、ただの事件ノンフィクションではありません。
「子どものため」という言葉が、どれだけ人を追い詰めるのか。
親子という近すぎる関係が、どれだけ逃げ場をなくしてしまうのか。
それが静かに、でも重く描かれています。
僕はトラックの運転中にオーディブルで聴いていたのですが、何度も考え込んでしまいました。
そして途中から、うちの母親にも1000回は読ませたいと思っていました。
今回は、『母という呪縛 娘という牢獄』を聴いて感じたことを書いていきます。
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これは「特殊な事件」では終わらない話でした
最初は、「実際に起きた事件を追ったノンフィクション」という感覚で聴き始めました。
ですが、聴き進めるうちに、その認識は変わっていきました。
この作品の怖さは、事件そのものだけではありません。
「親子だから」
「子どものためだから」
「将来のためだから」
そんな言葉が積み重なって、少しずつ逃げ場がなくなっていくところにあります。
娘は幼少期から学業優秀。
しかし母親から超難関医学部への進学を強く求められ、長い浪人生活を続けることになります。
そこだけ切り取れば、「教育熱心な親」に見えるかもしれません。
でも、この作品を聴くと、それだけでは済まされない空気が見えてきます。
支配。
依存。
期待。
罪悪感。
そういうものが少しずつ積み重なって、親子関係が壊れていく。
それが、とても苦しかったです。
僕自身、母親が怖かった時期がありました
僕は男だから、ある程度の年齢になると反抗することができました。
でも、小学生の頃は違いました。
母親は恐怖そのものでした。
怒る。
怒鳴る。
否定する。
何をしても怒られるような感覚がありました。
だから、この作品を聴いていて、娘側の気持ちに強く引っ張られてしまいました。
もちろん、僕とこの事件は違います。
でも、「逃げられない感じ」は少し分かる気がしたんです。
家の中が世界のすべてになってしまう感覚。
親の言葉が絶対になってしまう感覚。
あれは経験した人にしか分からない苦しさがあると思います。
だからこそ、事件が起きた当時から、僕は娘さん側に同情していました。
「どれだけ我慢してきたんだろう」
そう思わずにはいられませんでした。
「子どものため」という言葉は、ときに怖い
この作品を聴いていて、何度も苦しくなったのがここでした。
母親は、娘を不幸にしたかったわけではない。
むしろ逆です。
「娘のためを思って」
「幸せになってほしくて」
そう考えていた部分もあったのだと思います。
でも、その“正しさ”が強くなりすぎると、子どもは逃げられなくなる。
それが、この作品の一番怖いところでした。
胸がえぐられるような気持ちになったのは、そこです。
「子どものため」という正義の名のもとで、母親も壊れていき、娘も追い詰められていく。
しかも外から見ると、「教育熱心な親子」に見えてしまう。
だから周囲も止められない。
もっと早く誰か助けられなかったのか。
逃げる場所はなかったのか。
聴きながら何度もそう思いました。
今つらい人には、「逃げてほしい」と思いました
この作品を聴いて、一番強く思ったことがあります。
それは、「逃げてほしい」ということです。
親だから絶対ではない。
家族だから我慢し続けなくていい。
もちろん簡単なことではありません。
でも、壊れてしまう前に距離を取ることも必要なんだと思います。
僕の場合、15歳のときに母親が家を出ていきました。
当時は色々ありましたが、今振り返ると、少しは楽になった部分もあったと思います。
もしあのままずっと同じ環境だったら、自分はどうなっていたのだろう。
そんなことも考えてしまいました。
オーディブルだからこそ、感情が強く入ってきた
この作品は、オーディブルとの相性がかなり強いと思います。
ナレーションが淡々としている分、逆にリアルでした。
感情を大げさに演出しないからこそ、言葉がそのまま刺さってくる。
トラックを運転しながら聴いていましたが、途中で何度も考え込んでしまいました。
そして、「これは多くの人が知っておくべき話だ」と思いました。
特に、
・親との関係に苦しんだことがある人
・子育てに悩んでいる人
・“期待”を背負い続けてきた人
そういう人には、かなり深く刺さる作品だと思います。
この本は「誰かを責めるため」だけの作品ではない
この作品を聴くと、どうしても母親に感情が向きます。
僕自身も、「うちの母親にも1000回読ませたい」と思いました。
でも、単純に「悪い母親の話」で終わらないのが、この作品の重いところでもあります。
親もまた、不安や世間体や価値観に縛られていたのかもしれない。
だからこそ苦しい。
誰か一人だけがモンスターだったわけではなく、少しずつ関係が壊れていった。
そのリアルさが、このノンフィクションにはありました。
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まとめ
『母という呪縛 娘という牢獄』は、かなり重い作品です。
気軽に楽しめる内容ではありません。
でも、多くの人に読んでほしい、聴いてほしいと思いました。
親子関係は近すぎるからこそ、壊れると逃げ場がなくなります。
そして、「子どものため」という言葉は、ときに人を深く追い詰めることがある。
もし今、家族関係で苦しんでいる人がいるなら、まずは「逃げてもいい」と知ってほしいです。
オーディブルで聴き終えたあと、僕はしばらく無言になっていました。
それくらい、心に残る作品でした。
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